インターネットでの情報収集、あなたはまだGoogle検索だけを使っていませんか?
最近では検索方法もAIを活用したものが複数出てきています。
文系のAI初心者にとっても分かりやすくて使いやすいものが多くなってきました。
今回はその中でも日本発のAI検索エンジン「felo」に焦点を当てていきます。
Google検索との違いも分かりやすく解説したいと思います。
feloを使いこなして、AI時代の情報収集をマスターしていきましょう!
felo.ai(検索エンジン)の概要
felo.aiは日本のAIスタートアップ企業であるSparticle株式会社が開発したAI検索エンジンなんです。
※これ以降、felo.aiはfeloと省略して書いていきます。
2024年7月にfeloがリリースされてからわずか1ヶ月で、世界中で15万人以上のユーザーを獲得するほど注目を集めています。
feloのようなAI検索の最大の特徴というのは、
- 質問をキーワードとかだけではなく自然な日本語の文章として入力するだけ
- AIがその内容を理解して、膨大な情報源から情報を洗い出してくれる
- 最終的には最適な回答を提供してくれる
- 検索結果に広告表示が無い
という点です。
日本語の指定を入れておけば質問に対して外国の情報元を使っていたとしても日本語でその回答を出してくれるのです。
これまでもperplexityやGenSparkなどもありました。
しかしながら、feloはただの検索ツールというだけじゃなくてビジネスにすぐに活かすことが出来る機能も備えているのです。
この点が他のAI検索ツールに比べて勝っている点だと言えます。
それに日本の企業が作ったものなので日本語には強いということもあるでしょう。
felo(AI検索)とはGoogle検索と比べてどんな違いがあるのか?
Google検索というのはもうご存知の通り、入力したキーワードに関連するウェブサイトをリストアップしてくれますよね。
そしてそのリストアップされた記事を読みます。
その内容を見て必要な情報を得るということをしていました。
いま見た記事の中に必要な情報が無かった場合には次の記事を見にいくということの繰り返しをしていたと思います。
それに対してAI検索のfeloは入力された文章からAIが質問の内容を理解してウェブサイト、論文、SNSなどネット上の様々な情報源をあたって最適な情報を抽出してきてくれるんです。
そして、先にも書きましたが、結果をブログ記事の様な形で見やすく要約して画面表示してくれるのです。
つまりfelo(AI検索)は従来のキーワード検索とは違って、今まで繰り返し行ってきたような情報確認というものを省くことが出来るようになったのです。
これはかなりの時間の節約になるものです。
具体的なfelo(AI検索)の利用方法
feloの使い方はとても簡単です。
↓↓↓feloのウェブサイトにアクセスします。
そして検索窓に調べたい内容を質問形式で入力するだけです。
例えば、「AI検索エンジンとは?」や「feloの使い方を教えて」といった質問を入力するのです。
feloはAIを用いて質問の内容を分析し、質問に関連する情報をまとめて表示してくれます。
feloの検索結果は正しいのか
AIが検索して文章を作り出した時にはその情報元がリンクとして入っています。
リンクが入っていることで人間がその内容を後で確認できるのです。
そのリンクが入っている場合には内容が正しいとも言えます。
(情報元が間違いを書いていれば、間違いのままを使っているので間違いになるともいえますが。。。)
AIが文章を作り上げた時、情報元リンクがない場合には嘘を書いている可能性も高い
ここでAIが文章を作成する方法についてちょっと書いてみます。
質問の内容に合致するサイトなどの情報源が見つかればその内容を見てAIは回答を作ってくれます。
けれども、情報源が見つからない時にはAIは文章を辻褄を合わせて作り出してしまうこともあるのです。
AIというのは文章を生成する時には確率を使って文章を組み立てていきます。
文章の内容をこの単語の後にはこんな単語が並んでくるはずという確率を使っていくのです。
しかし、その形式で文章を組み立てていくと人間が望んでいた内容ではないものが出来上がることがあるのです。
強引に文法だけがあっている文章みたいな感じでしょうか。
内容は気にしていないみたいなものです。
これだと人間からすれば「嘘」をつかれたかの様にもみえます。
こういった現象は「ハルシネーション」と呼ばれます。
この時には情報元のリンクが表示されない場合が多いです。
強引に確率だけで文章を生成した場合には内容が正しくないことも多いのです。
最新の大規模言語モデル(LLM)を使っていたとしてもハルシネーションは起こる
feloは、最新の大規模言語モデル(LLM)を使って回答を作り出しています。
大規模言語モデルもどんどんとその性能や正確さは向上してきています。
しかしながら最新のAIを使っていたとしても生成してくる回答というのは必ずしも正しいとは限らないのです。
ネット上にある情報源が古い場合とかだと古い情報をそのまま使ってしまいます。
また、情報源となる元のサイトに誤った情報が含まれてた場合にはそれをそのまま使えば間違いになることもあります。
最終的に人間がチェックを行う姿勢というのは常に持っていないとダメ
そのため、feloの検索結果というのはAIが生成したものであることを忘れずに最終的には人間がチェックする事は必要だと言うことも忘れてはなりません。
AIの回答を鵜呑みにせず、情報源があるのかとか内容に関して確認を行い、その真偽を確かめるということが大変重要なことなのです。
ファクトチェックを怠らない姿勢を常に頭に入れておきたいものです。
人間が書いたものでも勘違いということもあったりはしますから、提出する文章の内容とかならチェックすることは必須ですね。
feloには無料と有料のプランが有る
feloには無料のスタンダードプランと有料のプロフェッショナルプランの2つの料金プランがあります。
無料プランでも、無制限のAI検索やマインドマップ機能など、多くの機能を利用できます。
無料の場合には有料よりも機能制限がありますが、それは他のAIツールと同じですね。
有料プランでは、より高精度な生成AIモデルを使った検索や、1日300回までのプロフェッショナル(高機能)検索などが可能になります。
felo(ai)の検索以外の機能(特徴)マインドマップや資料作成など
feloには以下のような便利な機能が備わっています。
feloの主な機能一覧
- 多言語対応: ユーザーが母国語で質問を入力でき、さまざまな言語から情報を取得可能。
- 検索モードの多様性:
- Web検索: 一般的な情報収集に適しています。
- SNS検索: 最新のトレンドやSNS情報を収集。
- 論文検索: 学術的な情報や最新の研究結果を効率的に見つける。
- チャットモード: AIと対話しながら情報を得る。
- ドキュメント検索: 特定の形式のドキュメントを検索。
- 特定SNS検索: X(旧Twitter)など、特定のSNSから情報を抽出。
https://ichigo-tampopo-blog.com/how-to-use-felo-to-search-information-only-from-x/
- マインドマップ生成: 検索結果を視覚的に整理し、関連性を把握しやすくする機能。
- スライド作成機能: 検索結果を基に自動でプレゼンテーション資料を作成。
- トピック集機能: 関連する検索結果をまとめ、後で簡単にアクセスできるように整理。
- フォーカス機能: 検索テーマや文脈を指定して結果を絞り込むことができる。
- 深度検索(ディープ推論モード): より高度な情報検索を可能にする機能。
- リアルタイム情報取得: SNSや他のプラットフォームから最新の情報を収集。
- 情報の可視化: 検索結果をマインドマップやスライド形式で表示し、視覚的に理解しやすくする。
- 画像生成:「felo chat」を使うことで無料で画像が作れる。
https://ichigo-tampopo-blog.com/how-to-generate-images-using-felo-ai/
これらの機能を活用すると情報収集から資料作成、アイデアの整理まで、いろいろと幅広い作業を効率を上げて行うことが出来るようになります。
特に日本語に特化した最適化が施されており、日本のユーザーにとって使いやすい設計となっています。
↓↓↓felo.aiのプランの確認はこちらのページで出来ます。
【まとめ】文系AI初心者のためのfelo(AI検索)の使い方
feloは、従来のGoogle検索とは一線を画す、AIを搭載した革新的な検索エンジンです。
多言語対応、SNSを含めた情報収集、そして便利な機能の数々は、文系のAI初心者にとっては非常に心強いツールとなるでしょう。
ぜひfeloを活用してAI時代の情報収集を効率化して、あなたの学びや仕事にお役立てください。
それではこの辺で。
ここまで読んでいただきまして誠にありがとうございました。
↓↓↓Xの検索コマンドを知っていると何かと役に立ちますよ!!